マルチベンダーとは?
導入メリットや運用手順を解説

マルチベンダーとは?導入メリットや運用手順を解説

「マルチベンダー体制の開発プロジェクト」など、マルチベンダーという言葉はITビジネスのなかで非常によく用いられる言葉です。この記事では、マルチベンダーの概要や導入のメリット、成功のポイントについて紹介します。

マルチベンダーとは?

マルチベンダーとは、主にIT関連で用いられる用語です。異なるメーカーや提供元の製品を、複数組み合わせて使用することを指します。たとえば、複数の購入先から調達した要素を組み合わせて作ったシステムを「マルチベンダーによるシステム」と表します。対して、1社の製造元の製品のみを使用することを「シングルベンダー」と呼びます。

なお、ベンダーとは販売会社・売り手のことを指します。SIer(システムインテグレーター)と似た言葉として認識されていることもありますが、SIerは顧客の要望に合わせて提供サービスを企画し、カスタマイズします。

マルチベンダー体制が重要視される背景

以前はITデバイスといえばパソコンが中心でしたが、現在はスマートフォンをはじめとする多様な各種端末が用いられています。また業務効率化の流れも加速し、システム開発においてもスピードとコスト、そして品質のバランスが要求されます。
このように現代では、システム開発や保守に多様なテクノロジーの導入が必要とされています。それに対応するには、各分野の高い専門性を備えた複数の開発ベンダーが、共同でプロジェクトに携わるマルチベンダー体制が最適といえます。

マルチベンダー体制導入のメリットとは?

マルチベンダー体制を導入するメリットには、どのような点があるのでしょうか。

メリット1.コストを抑えられる

各社の製品や構成要素を予算に応じて比較検討できるため、予算の範囲内で最適な効果を得られるシステムの構築ができることが強みです。

メリット2.システムの各機能をそれぞれ得意とするベンダーに依頼できる

ベンダーによって、得意とするシステム構成要素は異なります。たとえば、ネットワークが得意なA社、セキュリティが専門分野のB社……のように、各機能それぞれ高い専門性を持つ依頼先に開発を依頼できます。マルチベンダー体制は、効率的なシステム構築にも役立つというわけです。

マルチベンダー体制の運用手順

マルチベンダー体制を運用するには、社内でどのような取り組みが必要なのでしょうか。ここではマルチベンダー体制の運用手順の一例を紹介します。

手順1.各ベンダーの担当部門・担当者を決める

システム全体を1名の担当で賄うのではなく、ネットワーク・セキュリティ・Web管理などのサブシステムごとに担当部門や担当者を決めます。各ベンダーとの連絡などは、担当するサブシステムに対する一定の知識を持つそれぞれの担当者が行います。

手順2.各担当者の相互連携を徹底の上運用する

サブシステムごとに担当者を決定したら、各担当が連携して運用できる体制を整えておきます。担当者が適切に連携するため、連携窓口となるインターフェースは使いやすいものとしておく必要があるでしょう。担当者の連携により各ベンダーも適宜コミュニケーションを図れるようにし、認識共通化を徹底の上運用を進めます。

マルチベンダー体制導入を成功させるポイント

マルチベンダー体制導入を成功させるには、以下のポイントを意識して運用を図りましょう。

ポイント1.ベンダーコントロールを行う

開発を依頼するベンダーへは、行ってもらいたい作業と範囲を曖昧にせずはっきり伝えましょう。各担当者が明確に作業依頼を行い、運用を適切に行なっているかどうかを適宜確認するなどしてベンダーコントロールすることで、ベンダー間のトラブルを極力回避します。

ポイント2.専門性の高い依頼先側担当者にプロジェクトの一員となってもらう

依頼先担当者の方にも、プロジェクトに加わってもらいましょう。一定の専門性を持つ依頼先が参画することで、各依頼先との連携もスムーズになります。

ポイント3.依頼先と綿密に連絡を取り合う

当然ではありますが、各依頼先とそれぞれの担当者がこまめに連絡を取り、適正にスケジュールの管理を行うなどして、プロジェクト全体をマネジメントしましょう。進捗の遅延を防ぐとともに、不明点や困りごとの発生時も柔軟な対処が可能となります。

マルチベンダーの保守はNECフィールディングがおすすめ

マルチベンダー体制による効率的なシステム開発・運用を実現するには、最適な保守サービスの選定も重要です。
マルチベンダー体制で運用されるシステムや機器には、各メーカーの製品が混在しています。万一のトラブルや故障時には、どう対応すべきかお悩みではないでしょうか。

NECフィールディングのマルチベンダー保守サービスでは、統括窓口をご用意しています。複数のベンダーに連絡する手間を省くとともに、お預かり済代替機との交換または保守ベンダーへの出動依頼で、スムーズに復旧を図ります。

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https://solution.fielding.co.jp/service/operating/maltivendor_support/

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