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ファシリティソリューション

 

無停電電源装置
BPシリーズUPS

小容量から大容量タイプまで、幅広くラインナップ。
安定性が必要とされるICT機器の電源環境に最適です。

 
BPシリーズUPS(無停電電源装置)

BPシリーズ

BPシリーズUPSには、ICTシステムの安定稼働を実現する「常時インバータ給電方式」をはじめ、電源環境に合せて給電モードを自動的に選択する「ハイブリッド方式」、商用電源と双方向インバータが常時並列に動作する「パラレルプロセッシング方式」など高信頼・高品質のUPS製品を多数ラインアップしています。
全機種統一して以下の機能を実装しており、停電や瞬電、電源ノイズ等の電源トラブルからお客さまのICTシステムをお守りします。

  • 正弦波出力
    正弦波出力
  • 高調波抑制機能
    高調波抑制機能
  • バッテリ運転無瞬断切り替え
    バッテリ運転無瞬断切り替え
  • 長寿命バッテリ搭載(期待寿命5年または7年)
    長寿命バッテリ搭載
    (期待寿命5年または7年)
  • 自動バッテリチェック機能
    自動バッテリチェック機能
  • 抜け止めコンセント
    抜け止めコンセント
  • 誤操作防止カバー
    誤操作防止カバー
  • 過負荷バイパス
    過負荷バイパス

無停電電源装置(UPS)とは?

UPS(無停電電源装置:Uninterruptible Power Supply)はサーバやネットワーク機器等のITシステムを停電や瞬断、ノイズ等の電源トラブルから守るための装置です。日本の電力事情は比較的安定していますが、人が気づかない程度の瞬断は頻繁に発生しており、ITシステムの誤動作の元となるノイズが発生していることもあります。

また、近年では異常気象の影響により自然災害が原因となる停電の発生も増加傾向にあります。このような諸問題が引き金となりITシステムが突然ストップし、ハードウェアの損傷やデータの消失など企業に大きなダメージを与える恐れがあります。

UPSは単にITシステムを守るためだけのものではなく、企業の信頼を守りBCPを実現するためにも必要不可欠なものです。

無停電電源装置(UPS)導入に際しての注意点

UPSは以下の用途には使用できません
・人命に直接かかわる医療機器などへの使用
・人身の損傷に至る可能性のある電車、エレベータなどへの使用
・社会的、公共的に重要な装置などへの使用 など

UPSには期待寿命があります
装置寿命を超えた状態でUPSを使用すると、停電時にバッテリ運転が出来なかったり、発煙事故等が発生する場合があります。早めに新しい機種へリプレースしてください。

バッテリ交換の実施
バッテリは消耗品です。寿命を超えた状態で使用を続けると停電時にバックアップが出来なかったり、その他思わぬ障害を発生させる原因になります。
バッテリ寿命は使用温度条件や放電回数により大きく変化します。特に温度による影響は大きく、使用温度環境によって寿命が短縮しますので注意が必要です。設置環境は常に10~25℃となるように管理が必要です。

バッテリのバックアップ時間
UPSの寿命末期時には、バッテリのバックアップ時間が初期値の半分以下になることがあります。
機器選定の際には「必要時間×2倍以上」のゆとりを持つようにしてください。

電源環境について
長時間停電が頻繁に発生(週1回以上)する環境でUPSを使用されますと、バッテリが十分に充電されなかったり、バッテリの劣化が早まり、バッテリの寿命が著しく短くなることがあります。

設置環境について
UPSは次のような環境での使用、保管は絶対に行わないで下さい。
UPSの故障や損傷、劣化などにより火災の原因になることがあります。
 a)カタログや取扱説明書に記載の周囲環境条件から外れた高温、低温、多湿となる場所。
   (周囲温度:0~40℃、相対湿度:20~90%)
 b)直射日光が当たる場所
 c)ストーブなどの熱源から熱を直接受ける場所
 d)振動、衝撃が加わる場所
 e)火花が発生する機器の近傍
 f)粉塵、腐食性ガス、塩分、可燃性ガスがある場所
 g)屋外

メンテナンス、換気スペースの確保
UPSを設置する際にはカタログや取扱説明書等に記載されている、メンテナンススペースを確保して下さい。
また、UPSの吸排気口はふさがないように注意して下さい。吸排気口をふさぐとUPSの内部温度が上昇し、バッテリなどの劣化により火災の原因になることがあります。

 

その他にも無停電電源装置の導入に際しての注意事項はあります。詳細を確認したい場合は、弊社営業担当へお尋ねいただくか、お問い合わせフォームまでご連絡ください。

 

BPシリーズUPS 製品ラインアップ

シリーズ名
(出力容量)
運転方式 入出力電圧 プロダクトポジション(kVA)
0.35 0.75 1 1.5 2 3 5 10 15 20 50 100 200 300 400 500 600
BP-SIシリーズ
(5kVA~20kVA)
常時インバータ給電方式 【入力】単相2線200V
※一部製品は100Vも可能
【出力】単相2線200V
又は単相3線100/200V
                         

BP-SHシリーズ
(0.35kVA~3kVA)

※販売停止

ハイブリッド方式 【入力】単相2線100V
※一部製品は200V
【出力】単相2線100V
※一部製品は200V
                     

BP-MEシリーズ
(20kVA~200kVA)

※販売停止

パラレルプロセッシング方式(常時インバータ並列方式) 【入力】三相3線200V
【出力】三相3線200V
                         

BP-LEシリーズ
(100kVA~600kVA)

※販売停止

パラレルプロセッシング方式(常時インバータ並列方式) 【入力】三相3線415V
【出力】三相3線415V
                     

BP-SIシリーズ(5kVA、10kVA、15kVA、20kVA)

高効率による省エネを実現。最大4台まで拡張可能。
常時インバータ給電方式でも93%※1の高効率※2を実現。ランニングコストを削減し、省エネに貢献します。BP50SI-A1/2(5kVA、単機タイプ)は業界最小クラスの3Uサイズ。5kVAのUPSユニットを積み上げる方式なので、お客さまのシステム容量に合わせて最大4台(並列運転で最大20kVA)まで拡張が可能です。
※1 BP50SI-A1/2の場合  ※2 従来機種(変換率84%)との比較

  BP-SIシリーズ

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