2023年2月14日Excelの表内から直接アクセスできるハイパーリンクを設定する方法とは?
Excelのシートにハイパーリンクを設定しておくと、クリックするだけでWebページやPC内のファイルを開いたり、シートやセルに移動したりできるようになります。その都度Webサイトやファイルを開く必要がなくなるので、ハイパーリンクを設定しておくことで業務効率化に貢献するでしょう。
本記事では、ハーパーリンクの設定・解除方法を解説します。
Excelでハイパーリンクを設定する
ハイパーリンク先にWebページを設定すればダイレクトにサイトへアクセスできるようになります。
- 1.ハイパーリンクを設定したいWebページのURLをコピー
- 2.ハイパーリンクを設定したいセルを選択して右クリック
- 3.右クリックメニューが開いたら「リンク」を選択すると「ハイパーリンクの挿入」ダイアログボックスが表示される
- 4.「リンク先」として「ファイル、Webページ」を選択
- 5.表示されている「アドレス」欄にURLをペーストして「OK」ボタンをクリックすれば、セルに入力されたテキストが下線付きの青色表示に変わる
- 6.ハイパーリンクを設定したテキストを左クリックすると、リンク先に移動できるようになる
同じExcelシート内にハイパーリンクを設定する
同じExcelのシート内にハイパーリンクを設定することで、設定した行へダイレクトに移動できるようになります。
- 1.ハイパーリンクを設定したいWebページのURLをコピー
- 2.ハイパーリンクを設定したいセルを選択して右クリック
- 3.右クリックメニューが開いたら「リンク」を選択すると「ハイパーリンクの挿入」ダイアログボックスが表示される
※ここまではWebページへのリンク設定と同様です。 - 4.「リンク先」として「このドキュメント内」を選択し、「セル参照を入力してください」に参照するセルを入力する、もしくは「またはドキュメント内の場所を選択してください」で参照する先を選択し、「OK」ボタンをクリック
ここまで行うと参照先のセルやドキュメントのテキストが下線付きの青色表示に変わり、ハイパーリンクを設定したテキストを左クリックするだけで、リンク先に移動できるようになります。
ファイルやフォルダにハイパーリンクを設定する
- 1.ファイルやフォルダのパソコン内のアドレスをコピー
- 2.ハイパーリンクを設定したいセルを選択して右クリック
- 3.右クリックメニューが開いたら「リンク」を選択すると「ハイパーリンクの挿入」ダイアログボックスが表示される
- 4.「リンク先」として「ファイル、Webページ」を選択
- 5.表示されている「アドレス」欄にファイルやフォルダのパソコン内のアドレスを入力するか、ファイルやフォルダを「検索先」で表示させて「OK」ボタンをクリック
ハイパーリンクを設定したテキストが下線付きの青色表示に変わり、左クリックでリンク先に遷移できるようになります。
ハイパーリンクの設定を解除する
ハイパーリンクの設定を解除するときには、ハイパーリンクを設定しているセルを右クリックし、「ハイパーリンクの削除」をクリックするだけです。
そうすることでテキストの色が通常の黒に変わり、ハイパーリンクが解除されたことが分かります。
Excelでハイパーリンクが開かないときは
ハイパーリンクが開かないときもありますが、このような現象が起こるときにはリンク先が変更されていることが多くあります。
ハイパーリンクを設定すると、設定した先のテキストは自動的に下線が引かれ文字色が青色に変化します。このようにテキストが変化されていなければ、ハイパーリンクがきちんと設定されていないことになります。
また、ファイルやフォルダにハイパーリンクを設定したのに開かないときには、そのファイルやフォルダの名前が変更されていたり、削除されていたりする可能性があります。
まとめ
ハイパーリンクを設定しておくことで、同じExcel内の別シートやWord、PowerPointなどのファイル、Webページなどのデータにワンクリックでアクセスできるようになります。このようにハイパーリンクを設定しておくことで、すぐに様々なデータを参照できるようになり、業務も効率化するでしょう。
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