2022年12月20日Excelのセルや行の数値の合計数を簡単に表示させる方法を解説!
Excelの表やリストで合計値を表示させるとき、行を追加するたびに合計範囲を指定し直すのは手間がかかります。そこでこの記事では、数値の合計を簡単に表示し、合計数を自動的に更新していく方法を紹介します。
数値を入力して合計数を表示させる
数値を直接入力し、合計数を表示させる方法を説明します。
- 1.合計数を表示したいセルを選択する
- 2.数式バーに「=」(イコール)から始まる足し算の計算式を直接入力する
- 3.Enterを押すだけで選択したセルに合計値が表示される
SUM関数を使って合計値を表示させる
オートSUM機能を使って合計を表示させると、さらに簡単に合計値を表示することができます。
- 1.「ホーム」タブをクリック
- 2.「編集」リボンの「オートSUM」の横に表示されている下向き三角のアローボタンをクリック
- 3.「Σ 合計」をクリック
- 4.合計集計したいデータの範囲をドラッグして選択
- 5.「Enter」キーを押して、数式が確定すると合計値が表示される
ただし、このように数値を直接入力して合計数を得る方法の場合、データに変更が生じたときには合計数の再計算が必要となります。万が一、再計算をしないと合計数が間違ったままとなり、トラブルが発生するもととなります。
なお、このオートSUMは「数式」タブにも表示されており、そこをクリックしたとしてもまったく同じ機能を持っています。
タテとヨコの2方向をまとめて合計値を表示する
オートSUM機能では、タテとヨコの2方向をまとめて合計数を表示させることもできます。
1.合計値を入力したいセルも含め、タテ方向とヨコ方向の範囲を選択する
2.先程同様、「ホーム」タブの「編集」リボンに表示されるオートSUMの「Σ 合計」をクリックする
3.選択範囲の合計値が表示される
データの増加を見込んだSUM関数を記述する
データが増減したとしてもリアルタイムに合計数が更新されるSUM関数として記述する方法を記載します。
- 1.合計値を入力したいセルを選択
- 2.「SUM関数を使って合計値を表示させる」の1~3を行い、合計数を表示させる
- 3.仮にA列からC列までのすべての列を集計したい場合、「Σ 合計」をクリックした後に、A列からC列の列見出しを選択する
- 4.1.のセルをクリックすると、「SUM(A:C)」という形式で記述され、AからCの列全体が集計対象となる
2列以上が集計対象になるときはこのように範囲の端となる列の最初と最後を指定すればいいのです。このように記述することで、合計数は自動的に更新されるようになり、新しく追加されたデータも集計に含まれるようになります。
まとめ
Excelで合計数を表示させたいときにはセル範囲を指定し、SUM関数を使うことですぐに合計数が表示されます。ただしそれでは集計対象のデータが増えるたびにセル範囲を選択しなければいけません。
その手間を省き、トラブルのもととならないためにも、合計数が自動的に更新されるオートSUM関数を記述するようにしましょう。
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