2022年7月22日Excelのウィンドウ枠を固定する方法は?複数行・列のやり方も解説!

Excelのウィンドウ枠を固定する方法は?複数行・列のやり方も解説!

Excelで縦や横に長い表を作成してしまうと、スクロールしたときに見出しが画面から外れ、見れなくなるときがあります。見出しを見たいときは、毎回上や横にスクロールしなければなりません。
そこで本記事では作業効率を上げるため、Excel表の先頭行・列を固定する方法や複数行・列を固定する方法を解説します。

Excel表の先頭行や先頭列を固定する

先頭行や先頭列を固定したいExcelの表を表示します。次に「表示」タブを選択し、「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

そこで表示された一覧から「先頭行の固定」を選択すると、先頭行が固定されて表示されるようになります。また、先頭の列を固定したい場合は、「先頭列の固定」を選択すれば先頭列が固定されて表示されます。

先頭行と先頭列の両方を固定して表示させたい場合には、「ウィンドウ枠の固定」を選択することで両方が固定されて表示されるようになります。

Excel表の複数行や複数列を固定する

Excelの表では、先頭に表示されている複数の行や列を固定することもできます。

方法として、行を固定したい場合には、固定したい行の1行下の行番号、列を固定したい場合には、固定したい列の1列横の列番号をクリックします。
例えば、表の先頭4行を固定したい場合には、5行目の行番号をクリックします。

次に「表示」タブに表示される「ウィンドウ枠の固定」をクリックし、表示された一覧の中から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。そうすることで、指定した複数行、あるいは複数列が固定されて表示されるようになります。

Excel表の複数行や複数列の両方を固定する

先頭にある複数の行や複数の列を両方同時に固定することもできます。

例えば、行1・2と列A・Bを固定したい場合には、セルの「C3」をクリックします。そのまま、「表示」タブに表示される「ウィンドウ枠の固定」をクリックし、表示された一覧から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。

これで、指定した複数行と複数列が同時に固定されて表示されるようになります。

Excel表の先頭行や先頭列の固定を解除する

作成した表を取引先などの外部に渡すため、表の先頭行や先頭列の固定を解除したいというときでも、すぐに解除することが可能です。

先頭行や先頭列の固定を解除するためは、まず「表示」タブで表示されている「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。そこで表示された一覧から「ウィンドウ枠固定の解除」をクリックするだけで、Excel表の先頭行や先頭列の固定が解除されます。

まとめ

Excelの大きな表で作業するときに見出し項目を確認するため、表を上下スクロールし、行ったり来たりを繰り返す場合があります。特にディスプレイが小さいノートパソコンであれば、なおさらです。
そのようなときは表の先頭行や先頭列を固定しておけば、スクロールしても常に見出しが表示されるので作業しやすくなり業務効率が向上します。
名簿や売り上げデータ一覧、営業成績一覧などの表を作成するときには大変便利な機能のため、ぜひ試してみましょう。

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