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2017年5月19日第4回 スミロン様 マルチメンテナンス導入事例

DATA
株式会社スミロン
http://www.sumiron.com/

 

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創業:昭和47年(1972年)9月
資本金:9600万円
売上高:53億円(平成28年度)
従業員:140人


本社は大阪市天王寺区。金属・建材用の保護フィルム、自動車塗膜用保護フィルムのほか、エレクトロニクス分野ではFPDなどの保護テープ、機能材粘着フィルムなど機能性材料の製造販売が主軸。建材・金属用保護フィルムは三重工場(三重県伊賀市)、自動車塗膜用保護フィルムは和歌山工場(和歌山県日高川町)が製造拠点。マスキングテープ製造技術を生かし、コーティングや粘着要素技術を駆使し製品加工にも対応している。

病院や介護施設向けに約1700台販売の
「エコムシュウ」の保守を受託

株式会社スミロン
取締役
ライフケア事業部
事業部長
春山 泰三氏


スミロン様は主力事業である保護フィルムやマスキングテープなどの技術をいかし、使用済みオムツ密封パックシステム「エコムシュウ」を開発し、全国約380カ所の病院や介護施設向けに販売しています。
そこで全国約400拠点の保守ネットワークを持つNECフィールディングに保守をアウトソーシング。
病院・福祉施設にいち早く駆け付ける体制ができ、NECフィールディングへの高い評価をいただいています。

本業のノウハウをいかしてヘルスケア分野に参入

―― スミロン様は建材・金属用保護フィルム、FPD(フラットパネルディスプレイ)用保護フィルムなどを製造販売されています。ライフケア事業として「エコムシュウ」事業を立ち上げたのはどのような経緯からなのでしょうか。

春山 社長(春山喜一氏)が通っている大阪の病院の医師から、「オムツの臭気をなんとかできないか」という相談を受けたのが「エコムシュウ」開発のきっかけです。
 当社では建材や金属、自動車塗膜、FPDなどに傷がつくのを防止する保護フィルムやマスキングテープを製造販売しており、そのフィルムや粘着テープのノウハウをいかして、使用済みオムツを簡単にラッピングして廃棄処理できる装置を開発しました。ちなみに第1号機のお客さまは、この大阪の病院です。
 病院や介護施設の現場では仕事をしやすい環境維持が課題です。使用済みオムツの臭気も作業に影響してきます。相談を受けた我々は、特殊フィルムを使って臭気が透過するのを防ぎ、さらにパックテープ同士が密着するよう粘着剤でコーティングした専用フィルムを開発。このフィルムで使用済みオムツを密封パックできる装置も開発しました。
 現在では北海道から沖縄の石垣島まで、全国約380カ所の病院・介護施設で、合計1700台あまりのエコムシュウを使っていただいています。
 

オムツを投入

カット後、取り出し

使用済みオムツを投入口に入れるだけで自動で
パックされる

パックされているので素手でも安心して取り出せる

納入台数の増加とともに保守体制に課題

―― NECフィールディングに保守をアウトソーシングするようになったきっかけは。

春山  エコムシュウの販売を始めた当初は、エコムシュウを扱うライフケア事業部は新規事業ということもありスタッフも少なく、はじめのうちは装置のトラブルがあると、我々の技術者や営業マンがお客さま先に出向いて修理にあたっていました。
 しかし1000台が見える頃になってくると、自分たちで保守サポートをするのに限界を感じ始めました。営業マンが1週間かけて九州の病院や施設を巡回することもありましたから。故障したらすぐに駆け付けたいのですが、それがなかなかできない。お客さまの評価も下がるのではないかと危惧していたのです。
 そこで全国規模で保守サービスができる企業に保守をアウトソーシングしました。そこは拠点数が少なく、お客さまから修理の依頼を受けてもすぐに駆け付けられないことがある。倉庫がないため保守部品の在庫管理は我々で行わなければならないなど、課題がいくつかありました。

 そんな時にNECフィールディングの藤田さんからアプローチがあったのです。「何かお手伝いできませんか」と。新聞にエコムシュウの記事が出て、それを見て電話したそうです。
 その時は「新聞を見て電話してくる人がいるんだな」とびっくりしました(笑)。「NECグループといえばITの会社。コンピューターの保守会社に何ができるのかな」というのが正直なところでした。ただ、話を聞いてみると、全国に拠点が400もあって、すぐに駆け付ける体制があるというところに魅力を感じました。