2023年2月1日Windows 11 のディスクをクリーンアップする方法を解説!不要ファイルを掃除しよう。
Windows 11 にはディスクをクリーンアップする機能が搭載されています。
パソコンが動作する上で、ハードディスク(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)はデータの保存・読み取りを行うために必要不可欠です。
これらのディスクに不要ファイルが大量に作成されていると、ユーザーが利用できるディスク容量が圧迫されてしまう可能性があります。
この記事では、ディスクをクリーンアップして不要ファイルの掃除をする方法を紹介します。
ディスクのクリーンアップとは
ディスクのクリーンアップでは、ディスクに保存されている不要なデータの削除を行なっています。
パソコンを利用していると、気がついたらディスク空き容量が少なくなってしまったという経験もあるのではないでしょうか。
ディスクにはユーザーが作成したファイルはもちろん、プログラムが作成・使用する一時ファイルやインターネット閲覧キャッシュなどのファイルも保存されています。
これらのファイルはプログラムの動作やWebページの表示を高速化するといったメリットもありますが、ユーザーには既に不要となったデータも存在するでしょう。
ディスクのクリーンアップを行なうことで、このような不要ファイルを削除することができます。
Windows11 でディスククリーンアップを行う手順
Windows 11 でディスククリーンアップを実行する手順を解説します。
- 1.スタートボタンを右クリックし、「エクスプローラー」をクリック
- 2.「エクスプローラー」が表示されます。左側ペインから「PC」を選択
- 3.「PC」が表示される
※「デバイスとドライブ」に表示されている内容が、パソコンが認識しているディスクの一覧です。 - 4.クリーンアップを行ないたいディスクをダブルクリック
- 5.ダブルクリックしたディスクの内容が表示される
- 6.ウインドウ右上の三点リーダー(…)をクリックし、展開されたメニューから「クリーンアップ」をクリック
- 7.「ディスククリーンアップ」が表示される
ウインドウ上部に「ディスククリーンアップを実行すると、ディスクの空き容量が@GB増加します。」のように、増やせる容量の予測値が表示される - 8.「削除するファイル」内で、削除を実行する項目を選択
※ここで削除したファイルは通常戻すことはできません。意図的に残しているファイルがある場合はチェックを外します。必要に応じて、後述する「削除する項目の解説」を確認してください。 - 9.「OK」ボタンをクリック
- 10.ファイル削除を実行する確認メッセージが表示されたら、「ファイルの削除」をクリック
- 11.クリーンアップが実行され、ウインドウが閉じられる
- 12.以上でディスクのクリーンアップは終了
削除する項目の解説
ディスククリーンアップにより削除が行える項目を解説します。
- ・ダウンロードされたプログラムファイル
プログラムが動作しているWebサイトを閲覧する際にダウンロードされるプログラム関連ファイルです。 - ・インターネット一時ファイル
Webサイトの内容をディスクに保存し、次回の表示を高速化するためのキャッシュファイルです。 - ・DirectX シェーダーキャッシュ
アプリケーションのグラフィックを表示するためのキャッシュファイルです。 - ・配信の最適化ファイル
Windows UpdateやMicrosoft StoreからのダウンロードをMicrosoftのサーバーだけではなく、他のパソコンからもダウンロードする機能で利用するファイルです。 - ・ごみ箱
ごみ箱に格納されているファイルです。 - ・縮小表示
フォルダ内で画像のサムネイル表示を行なうためのファイルです。
長期間利用しているパソコンで、これまでクリーンアップを実施していなければ多くの容量を確保できる可能性があります。
まとめ
クリーンアップで削除できる各ファイルは自動的に作成されるものが多く、気づかないうちにディスクが圧迫されてしまうこともあります。
自身で保存したファイルの整理を行なわずにディスク空き容量を増やしたい場合は、クリーンアップを行なうことで一定の容量を確保できるかもしれません。
ただし、各ファイルは無駄なものではなく、表示や動作の高速化を補助する役割を持っているものがほとんどです。
Webサイトやアプリを次回起動した際は、一時ファイルがないことにより読み込みに時間が掛かることもあります。
残したいファイルを誤って削除するなどがないよう、作業は慎重に行ないましょう。
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