2023年1月18日Windows 11 とBluetoothデバイスを接続する方法を解説!
スマートフォンやパソコンと無線で接続を行えるBluetoothデバイスは、イヤホンや周辺機器などさまざまな製品が存在しています。
Windows 11 を搭載している比較的新しいパソコンは多くの製品でBluetooth接続をサポートしており、有効活用すれば快適な作業環境を見込めます。
この記事では、Windows 11 にてBluetoothデバイスを利用する方法を紹介します。
Windows11のBluetoothの使用開始手順
パソコンがBluetoothとの接続をサポートしていても、Windows 11 上でBluetoothが有効化されていない場合はBluetoothデバイスを利用することができません。
Bluetoothの有効化
Bluetoothを接続するために、Windows 11 上で有効化作業を行ないます。
- 1.スタートメニューを右クリックし、「設定」をクリック
- 2.左側のメニューより「Bluetoothとデバイス」をクリック
- 3.右側ペインの「Bluetooth」項目のトグルボタンをクリックし、「オン」に設定する
※無効化する場合は、この画面でトグルボタンを「オフ」にします。 - 4.以上でBluetoothの有効化は完了
Bluetoothデバイスのペアリング
Bluetoothが有効化されたWindows 11 デバイスと、イヤホンなどのBluetoothデバイスを接続するためにペアリングを行ないます。
Bluetoothデバイスのペアリング方法
ペアリングの際は、Bluetoothデバイス側にてペアリング待機状態にする必要があります。
デバイスのマニュアルを確認し、操作方法を把握しておきましょう。
- 1.「Bluetoothの有効化」の手順3で表示した「Bluetoothとデバイス」画面にて、「デバイスの追加」をクリック
- 2.「デバイスを追加する」が表示されるので、選択肢から「Bluetooth」をクリック
- 3.Bluetoothデバイスをペアリング待機状態にする
- 4.Windows 11 の画面にBluetoothデバイスが表示される
「デバイスの準備が整いました」と表示されたら「完了」をクリック - 5.「Bluetoothとデバイス」画面に戻る
- 6.以上でペアリング作業は終了
ペアリングの解除
不要になったデバイスは、Windows 11 からペアリングを解除することができます。
- 1.「Bluetoothの有効化」の手順3で表示した「Bluetoothとデバイス」画面を表示
- 2.削除する対象のBluetoothデバイス右上のケバブメニュー(点が縦に3つ並んでいるメニュー)をクリックし、「デバイスの削除」をクリック
- 3.以上でペアリングの解除は終了
※再度ペアリングを行なう場合は、前述の「Bluetoothデバイスのペアリング」と同様の作業でペアリング可能です。
ペアリングとは
無線で接続を行なうBluetoothデバイスは、自分のデバイス同士を紐付ける必要があります。(例えば、Windows 11 デバイスとBluetoothイヤホンなど)
近くに同じBluetooth製品を利用している人がいた場合に紐付けが行なわれていなければ、接続するべきBluetoothデバイスはどれなのかがわからなくなってしまうためです。
この紐付けのことを「ペアリング」と呼び、これにより無線であっても間違いなく自分のデバイス同士を接続することが可能となります。
Bluetoothデバイスの接続
Windows 11 デバイスとBluetoothデバイスを接続します。
接続を行なうことで、実際にBluetoothデバイスを利用することができます。
- 1.「Bluetoothの有効化」の手順3で表示した画面にて、ペアリングしたBluetoothデバイスが表示されていることを確認する
- 2.Bluetoothデバイスの電源をオンにし、利用可能な状態にする
- 3.Bluetoothデバイスの「接続」をクリック
- 4.Bluetoothデバイスとの接続が完了
Bluetoothデバイスは初回の接続に一手間掛かりますが、はじめにペアリングを行なえば2回目以降は「Bluetoothデバイスの接続」操作のみで接続することができます。
製品により、Windows 11 デバイスとBluetoothデバイスが接続可能な状態であれば自動的に接続される製品もあるため、特別大きな手間をかけずに利用することが可能です。
まとめ
Bluetoothデバイスはイヤホンやマウス、スピーカーなどさまざまな製品が対応しています。
安価な製品も多く手軽にケーブルを削減できるため、活用の幅は広いと言えるでしょう。
近年はデバイスの高性能化が進み、音や操作内容の入出力遅延も少ない製品も登場していますが、厳密な動作を最優先とする場合は従来の有線デバイスが選択肢となることもあります。
自身の用途により、適したデバイスを利用しましょう。
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