2022年12月21日Windows 11 のセットアップ方法を解説!
Windows 11 が公開されてから約1年が経ちました。
Windows 10 のサポートは今後も継続されるため様子見の選択肢もありますが、切り替えを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Windows 11 をインストールして利用を開始するためには、初期セットアップを行なう必要があります。
この記事ではWindows 11 適切な初期セットアップによりスムーズな初期設定を完了するための手順を紹介します。
Windows 11 セットアップの事前準備
Windows 11 はインストールデータを用意するだけではなく、「インターネット接続環境」と「Microsoft アカウント」を用意する必要があります。
スムーズにセットアップするために、準備を整えましょう。
Microsoft アカウントとは
Windowsをはじめとして、Microsoftが提供するOfficeやOneDriveなどのサービスを一括で利用・管理するためのアカウントがMicrosoft アカウントです。
現在のWindows 11 を利用する際は、基本的にMicrosoft アカウントが必要です。
取得したMicrosoft アカウントはセットアップ時に入力し、Windows 11 のログインアカウントとしても利用することになります。
Microsoft アカウントの取得方法
Microsoft アカウントは、Microsoftの公式サイトから無料で作成することができます。
作成にはメールアドレスが必要となるため、事前に準備しましょう。
- 1. 公式サイトへアクセスし、「アカウントの作成」をクリック
- 2. アカウントの作成画面が表示されるため、用意したメールアドレスを入力して「次へ」をクリック
- 3. 「パスワードの作成」画面が表示されるため、任意のパスワードを入力して「次へ」をクリック
- 4. 「メールの確認」画面が表示される
2で入力したメールアドレスの受信ボックスにMicrosoftからのメールが届くため、受信を確認する - 5. メールの本文にセキュリティコードが記載されているので、記載されているコードを4の「メールの確認」画面に入力し、「次へ」をクリック
- 6. ロボットではないことを確認するために、簡単な問題が出題されるので、それぞれの問題に解答する
- 7. 「サインインの状態を維持する」画面が表示される
次回以降、ログイン情報の入力を行なわずにログインを行なう場合は「はい」をクリック
以上でMicrosoft アカウントの作成は完了
セットアップを開始する前にMicrosoft アカウントを用意し、スムーズなセットアップを行ないましょう。
参考:Microsoft 「Microsoft アカウント」
Windows 11 のセットアップ
セットアップ対象のデバイスを起動し、Windows 11 セットアップ画面を表示します。
その後、下記の手順でセットアップを進めます。
※当手順では、下記の条件を想定して解説します。
- ・セットアップ環境:ダウンロード版Windows 11 を使用し、プロダクトキーを購入した新規セットアップ
- ・言語:日本語
- ・時刻と通過の形式:日本
- ・入力方式:Microsoft IME
- ・キーボードの種類:日本語キーボード
Windows 11 セットアップ手順
- 1.Windowsセットアップ画面が表示されるので、「次へ」をクリック
- 2.「今すぐインストール」をクリックすると、セットアップが開始される
- 3.セットアップのライセンス認証が行なわれるため、製品購入時に取得したプロダクトキーを入力する
※「プロダクトキーがありません」を選択することで、入力を後から行なうことも可能です。 - 4.ライセンスへの同意画面が表示される
「ライセンス条項に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリック - 5.「インストールの種類」画面が表示される
Windows 10が動作している既存デバイスからのアップグレードであり、データを引き継ぐ場合は「アップグレード」を選択する
ここでは新規インストールのため、「カスタム」を選択する - 6.Windows 11 のインストール場所を選択する
複数のハードディスクやパーティションが存在する場合は、任意の場所を選択
単一のハードディスクでパーティションがひとつの場合は、表示されているドライブを選択して「次へ」をクリック - 7.インストールが実行される
※デバイスの性能により異なるが、所要時間は数分から数十分程度です。 - 8.国の選択画面が表示されるので、「日本」を選択し、「はい」をクリック
- 9.キーボードレイアウトの確認画面が表示されるので、「Microsoft IME」が表示されていることを確認し、「はい」をクリック
- 10.2つめのキーボードレイアウト設定画面が表示されるので、設定する場合は任意のレイアウトを追加する
ここでは追加を行なわず、「スキップ」をクリック - 11.デバイスの設定方法を下記2つから選択する
※ここでは個人用に設定した場合の方法を説明します。
【個人用に設定】
セットアップ中のパソコンの管理者を自分自身に設定します。個人で利用する場合、こちらを選択します。
【職場または学校用に設定】
Active Directoryによる管理や職場で利用している有料サービスとの紐づけなど、セットアップ中のパソコンを別のシステムにより管理する場合に選択します。
通常、こちらの設定はIT管理者自身またはIT管理者の指示により選択します。
「職場または学校用に設定する」を選択する場合、デバイスの管理をどのように行なうのか、デバイスを利用するネットワーク内の構成により異なるため、IT管理者の指示に従って設定を行ないます。
- 12.サインイン画面が表示されるので、前述の「Windows 11 セットアップの事前準備」にて作成したMicrosoft アカウントを入力し、「次へ」をクリック
- 13. パスワードの入力画面が表示されるため、12と同様に、事前に作成したMicrosoft アカウントのパスワードを入力
- 14.PIN※1の作成画面が表示されるので「PINの作成」をクリック
- 15.任意のPINを入力し、「OK」ボタンをクリック
- 16.「デバイスのプライバシー設定」画面が表示されるので、各設定項目のON/OFFを選択し、「同意」をクリック
- 17.エクスペリエンスのカスタマイズ画面が表示される
項目にチェックを入れると、Microsoftからのヒントや提案を受け取ることができる
任意の項目にチェックを入れて「承諾」をクリックするか、何も選択せずに「スキップ」をクリック - 18.「PCからAndroidスマートフォンを使用する」画面が表示される
AndroidのスマートフォンとWindows 11 の連携を行なう場合は、表示されているQRコードをスマートフォンで読み取り、画面の指示に従う
連携を行なわない場合は「スキップ」をクリック - 19.「OneDriveを使用してファイルをバックアップ」画面が表示されるので、「次へ」をクリック
- 20.更新プログラムの確認が実行され、Windows 11 が起動する
手順としては少し長く時間が掛かりますが、基本的には表示される画面に従って進めることでセットアップは完了します。
事前準備としてMicrosoft アカウントの容易を忘れないようにしましょう。
まとめ
Windows 10 を使い慣れた現在では、Windows 11 への移行に躊躇してしまう方も多いでしょう。特別な事情がない場合、現状では急務としてWindows 11 への移行を推し進める必要はありません。
ただ、Windows 10 のサポート期限は2025年10月14日とMicrosoftよりアナウンスが行なわれています。
直前になって慌てることのないよう、計画的にWindows 11 への移行を検討しましょう。
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