2022年6月17日Windows 11 でウイルス対策を実施する手段とは!?
Windows 11 にアップデートした方や、今後アップデートしようか迷っている方の中には、ウイルス対策をどのようにすべきか悩む方も多いでしょう。ここでは、Windows 11 に標準搭載されている「Windowsセキュリティ」を使ったウイルス対策について紹介します。
Windows 11 でウイルス対策をすべき理由とは
Windows 11 でも、サイバー攻撃から身を守るためウイルス対策を実施する必要があります。ウイルスに感染してしまうと、情報流出や不要データの増加などさまざまな問題が発生してしまいます。
ウイルスに感染しないためには、ウイルスを検出し駆除してくれるセキュリティソフトの導入が必須です。次からは、Windows 11 に搭載されているセキュリティソフトについて解説していきます。
Windows 11 に標準搭載されている「Windows Defender」とは
Windows 11 には、「Windows Defender」と呼ばれるセキュリティソフトが標準で搭載されています。Windows Defenderは「マルウェアやスパイウェア」などを検出し取り除く機能が中心となっており、Windows 8 から導入されているものです。
Windows Defenderには、合わせて7つの機能が搭載されています。次からは、それぞれの機能について見ていきましょう。
「Windows Defender」が持つ7つの機能とは
Windows Defenderには、ウイルス対策に向けた以下7つの機能が搭載されています。
- 1.ウイルスと脅威の防止
- 2.アプリとブラウザのコントロール
- 3.ファミリーのオプション
- 4.アカウントの保護
- 5.デバイスセキュリティ
- 6.ファイアウォールとネットワーク保護
- 7.デバイスのパフォーマンスと正常性
機能1:ウイルスと脅威の防止
ウイルスと脅威の防止とは、PC内に潜む悪意のあるプログラムやウイルスを検出する機能です。スキャン実行をかけることで検出が開始され、悪意のあるプログラムやウイルスが明らかになります。
機能2:アプリとブラウザのコントロール
アプリとブラウザのコントロールでは、「Windows Defender SmartScreen」の設定が可能です。Windows Defender SmartScreenとは、脅威になりうる危険なサイトへのアクセスやファイルのダウンロードを阻止する機能です。
機能3:ファミリーのオプション
ファミリーのオプションとは、家族ごとに利用できる機能を制限したり、実行履歴などが確認できたりする機能です。最近はインターネットの活用が進んでいるため、子供がサイバー攻撃の被害にあうケースが多くあります。ファミリーのオプションを活用することで、機能が制限されデバイスの利用が安全になります。
機能4:アカウントの保護
アカウントの保護では、パソコンへサインインするときのオプションやアカウント設定ができます。サインイン時には、パスワードによるログインだけではなく、生体認証などを利用することで強固なログインが可能となるでしょう。
機能5:デバイスセキュリティ
デバイスセキュリティとは、デバイスのセキュリティオプションを確認し、ソフトウェアをはじめとした悪意のある攻撃からデバイスを保護する機能です。TPMと呼ばれるセキュリティプロセッサを利用し、暗号化の強化も実現できます。
機能6:ファイアウォールとネットワーク保護
ファイアウォールとは、外部からの通信を遮断するための機能です。ファイアウォールとネットワーク保護では、ファイアウォールの設定を管理し、外部からやってくる接続を監視します。
機能7:デバイスのパフォーマンスと正常性
デバイスのパフォーマンスと正常性は、デバイスのパフォーマンスに関わるステータスを確認し、Windowsを最新のバージョンに保ちます。
まとめ
Windows 11 でウイルス対策をするためには、まず始めに「Windows Defender」の活用をおすすめします。しかし、より強固なセキュリティ対策を実施するためには、特化したセキュリティソフトの導入が効果的でしょう。今の時代、サイバー攻撃から身を守るためにも、ウイルス対策を実施する必要があります。パソコンを利用する場合には、セキュリティソフトを導入しサイバー攻撃から身を守るよう意識しましょう。
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