2021年4月13日Windows 10 の夜間モードってなに?そのメリットを解説
パソコンのディスプレイからはブルーライトが発生しており、長時間使用し続けると目への負担が大きくなるといわれています。Windows 10 には、このブルーライトの発光を抑えて目への負担を軽減することができる「夜間モード」が搭載されています。今回は、夜間モードに設定するメリットと、Windows 10 の夜間モードの設定方法を紹介します。
ブルーライトとは
パソコンのディスプレイからはブルーライトが発光しています。ブルーライトとは紫外線に限りなく近い可視光線です。散乱しやすい性質も持っていることから、長時間見続けると像がボケやすく、ピントのズレが生じて映像のチラつきやまぶしさが発生します。また、疲れ目や寝つきが悪くなるなどの症状も引き起こすといわれています。
Windows 10 で夜間モードを設定するメリット
夜間モードに設定することでブルーライトが少ない色合いになってくれるため、目が疲れにくくなることや寝る前までパソコンで作業していても、眠りを妨げにくくなるといった効果があるといわれています。
例えば、長時間パソコンを使い続けていて目の疲れが気になっている人や、なかなか作業が終わらずに深夜までパソコンを使用している人は、Windows 10 を夜間モードにしておくことで目の疲れや寝つきが悪くなるといった不調の軽減が期待できます。
ただし、夜間モードにすると本来画面に表示される色合いと比べて、暖かい色合いになります。実際の色合いとは異なってしまうので、例えば動画編集や画像のデザインといった繊細な色合いを表現する作業をおこなう際は、夜間モードをオフにして作業することをおすすめします。
ちなみに、夜間モードという名称が付いていますが、設定さえすれば時間帯を問わずに夜間モードにしておくことができます。
Windows 10 の夜間モードを設定する
前述しましたが、Windows 10 で夜間モードを有効にすると、暖色系の色で画面が表示されるようになり、ブルーライトの発光を抑えることができます。
夜間モードの設定方法
夜間モードの設定方法は、下記の手順で行うことができます。
スタートメニューから「設定」を開く→表示された「設定」メニューの中から「システム」をクリック→右側に表示されたメニューの中から「ディスプレイ」をクリック→最上部に表示されている「夜間モード」を「オン」に設定する
夜間モードにする時間を設定する
「夜間モード」の下部に表示されている「夜間モードの設定」をクリックすることで、詳細の設定をすることができます。
「強さ」と書かれているスライドバーを動かすと、ディスプレイの色温度を調整できます。右側に動かせば動かすほど、オレンジ色が強くなった表示になります。
また、「夜間モードのスケジュール」を「オン」にすると、自動的に夜間モードになる時刻を設定することができます。「日没から朝まで」のラジオボタンを選択すると、インターネットの時刻に連動して日没から朝までは、自動的に夜間モードでディスプレイが表示されることになります。
「時間の設定」のラジオボタンを選択すると、夜間モードになる時刻を任意に設定することができます。
まとめ
ディスプレイから発せられるブルーライトを長時間見続けてしまうと、疲れ目が生じてくるだけでなく、寝つきが悪くなる原因にもなるといわれています。Windows 10 には、ブルーライトの発光を抑える機能である夜間モードが搭載されています。スタートメニューから簡単に設定できるので、普段からパソコンを使って作業していて目の疲れや寝つきが悪いといった悩みを抱えている方は、ブルーライトに対するケアの一環として利用してみてはいかがでしょうか。
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