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2020年2月25日SSDとHDDの違いは?

SSDとHDDの違いは?

従来はPCの記憶装置と言えばHDDでしたが、最近ではSSDが主流になりつつあります。今回は急速にPCの主記憶装置としての利用が広まっているSSDの特徴とHDDとの違いについて紹介します。

SSDとHDDのちがい

まずはSSDとHDDの違いをご紹介します。

SSDとは

SSDとはソリッドステートドライブの略で、HDDに変わるPCの主記憶装置として利用が広まっています。

価格はHDDよりも高価ですが、性能面ではHDDを大きく凌駕しており、古いPCのスペックアップ方法としてもとても効果的です。

HDDとのちがい

HDDはケースの中に磁性体のディスクが入っていて、ディスクを高速で回転させながらデータの読み書きを行います。

ディスクを高速回転させるという構造により、性能向上には物理的な限界がともないます。
一方でSSDはフラッシュメモリと言う半導体を使用した記憶装置で、軽く、小さく、駆動部がない、読み書き速度が速いという特徴があります。

SSDのメリットとデメリット

SSDにはHDDと比べて多くのメリットがあります。特に読み書きの早さは圧倒的で、HDDで運用しているPCをSSDに変更するだけで性能向上を実感できます。

早い

SSDの最大の魅力は読み書きの早さです。

ライトユーザがPCのスペック不足を感じるケースの大半は、PCやアプリケーションの立ち上げ時に待たされる時間でしょう。SSDはHDDの数倍の読込速さを持つため、立ち上げ時のストレスは大幅に解消されます。一方、PC自体の処理速度は変わらない点には留意してください。

衝撃に強い

HDDは駆動部分を持つため衝撃に弱く、稼働中に持ち運ぶと破損の恐れがあります。SSDは駆動部を一切持たないため、ノートPCやモバイルストレージなどに利用しても衝撃による破損のリスクは最小限に抑えられます。

小さい

HDDは制御基板、ディスク、モーター、読み取り装置など複雑で多くの部品を用いるため小型化が困難です。SSDは制御装置とフラッシュメモリを単一の基板上に配置できるため、HDDよりも小型軽量です。

低消費電力

SSDにはモーターがついていないため、消費電力がとても小さくなります。デスクトップPCでは恩恵をあまり感じられませんが、バッテリー駆動のノートPCでは駆動時間を延ばせます。

高価

SSDのデメリットは価格のみと言ってよいでしょう。

直近の1年で約半額程度まで値段が下がってはいるものの、SSDの価格は廉価品であってもHDDの倍程度と割高感は否めません。しかしながら、その効果を考えると十分検討に値する価格ではないでしょうか。

SSD導入時の注意点

SSDの導入時には、次のポイントに注意してください。

SSDの種類

SSDにはPCとの接続方式、形状などの規格があります。購入時には自分のPCの規格に適合しているか確認が必要です。

接続規格

  • ・NVM Express(NVMe)
    とても高速でSSDの速度性能を引き出せますが、PCが対応していないと接続できません。
  • ・SATA 3.0
    HDDと比較すると十分早い速度はでますがNVMeよりも遅く、SSDの性能は引き出しきれません。

一方、既存のHDDはほぼSATA 3.0で接続されているため、多くのPCで使用できます。 2.5インチタイプのSSDはSATA 3.0接続です。

形状規格

  • ・2.5インチ
    小型のHDDと同じ規格で互換性があります。接続方式もHDDと同じくSATA 3.0接続となります。
  • ・M.2
    非常に小型の規格で古いPCはあまり対応していません。
    接続方式にはNVMeタイプとSATA 3.0の2種類があるため注意が必要です。

HDDとの交換

先にも述べたとおり、SSDには接続規格と形状規格により多くの商品がラインナップされているため、PCがどの方式に対応しているかを確認してください。HDDはSATA 3.0接続が多いため、2.5inchのSSDを選択するのが無難です。

Windows 10 のシステムドライブをSSDに交換する場合は、新たにインストールし直すか、ストレージを丸ごとコピーする「クローン」を作る方法があります。多くのクローン用アプリがありますが、Windows 10 にもシステムドライブのクローンを作る機能があります。

クローンを作る場合は、元のHDDよりも容量の大きなSSDを選ばなければならないことにも注意してください。また、データ破損のリスクに備えて、事前にバックアップを取るようにしましょう。

まとめ

SSDはHDDと比べて非常に早い読み書き速度を持つため、PCのスペックアップ手法としてとても効果的です。近年は急速に低価格化が進み購入しやすい環境になりました。

PCが遅くなったと感じた際には、買い替えるよりも安価に改善できる可能性もありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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