2019年8月13日Windows 10 のタスクバーを便利に使いこなす方法
PCを使う際に、スタートメニューの表示や、アプリの切り替えなどで何気なく使っているタスクバー。多くの方は標準設定のまま特に意識することなく使っているのではないかと思いますが、自分の使いやすいようにカスタマイズすることもできます。
今回は、Windows 10 のタスクバーの便利な使い方について紹介します。
タスクバーとは
普段何気なく使っているのであまり意識したことはないかもしれませんが、画面の下に小さなアイコンが並んでいるバーをタスクバーと呼びます。
タスクバーの基本機能
Windowsのバージョンにより、改良が加えられ続けてきたタスクバーですが、Windows 10 のタスクバーの主な機能は、次の4点です。
- ①スタートメニューを表示する
- ②ピン留めしたアプリやフォルダを立ち上げる
- ③実行中のアプリを表示する
- ④アプリやシステムからの通知領域を表示する
良く使う機能やアプリへワンクリックで到達できるショートカットをピン留めしたり、必要な情報を目に留まりやすい場所にまとめて表示できます。
タスクバーの設定について
Windows 10 のタスクバーは自分の使いやすいようにカスタマイズする事が出来ます。
タスクバーの配置の変更
もっとも簡単なタスクバーのカスタマイズは、表示位置の変更です。デフォルトでは画面の下に表示されているタスクバーを画面の上端もしくは左右端に移動できます。方法は簡単で、タスクバーを左クリックし、移動したい場所までドラッグするだけです。
移動が出来ない場合は、タスクバーがロックされているため、次の方法でロックを解除して下さい。
タスクバーを右クリック>「タスクバーを固定する」をクリックしてチェックマークを消す
また、ロックが外れている状態でタスクバーのエッジをポイントすると、カーソルが上下(左右)矢印に切り替わりますのでそのポイントでドラッグすると、タスクバーの幅も変更できます。
タスクバーが邪魔なときには
タスクバーは便利な機能ですが、画面の一定面積を占有してしまいます。邪魔に感じた場合には、タスクバーを隠すか、表示を小さくする事も出来ます。
タスクバーを隠す場合は、タスクバーの何もない部分を右クリックし、「タスクバーの設定」を選択、「タスクバーを自動的に隠す」をオンにします。
タスクバーの表示を小さくしたい場合は同じ設定画面で、「小さいタスクバーを使う」をオンにします。
アプリやフォルダのピン留め
タスクバーには良く使うアプリやフォルダをピン留め出来ます。デスクトップ画面から1クリックで起動できる為、使用頻度のもっとも高いアプリやフォルダをピン留めすると良いでしょう。
ピン留めする方法はピン留めしたいアプリのアイコンをタスクバーへドラッグ&ドロップするか、アイコンを右クリックして「タスクバーへピン留め」を選択するだけです。
通知領域の設定
タスクバーの右側には、アプリやシステムの状態を表す通知領域があります。ここに表示させるアイコンを選択する際には次の操作を行います。
タスクバーの時計部分を右クリック→「通知アイコンのカスタマイズ」→「タスクバーに表示するアイコンを選択してください」→表示させたいアイコンをオンにする
まとめ
タスクバーを使えばより快適な作業環境の構築が可能です。普段もっとも使う機能であるからこそ、わずかな効率アップが作業のストレスを軽減してくれる効果は侮れません。一度試してその効果を実感してみてください。