2019年7月2日Windows 10 の通知機能。オン・オフの使い分けで仕事をスムーズにしよう
Windows 10 を使っていると、画面の右下から現れ「通知」のポップアップ。あまり気にせずスルーしている方も多いのではないかと思いますが、うまく使うと便利な機能です。今回はこの「通知」機能について説明します。
Windows 10 の通知機能とは
Windows 10 は、アプリやシステムからのメッセージを画面上に表示する通知機能があります。通常はアプリのエラーやニュースフィードなどを「トースト」という通知カードが画面右下にせり出してきて一定時間表示後に自動的に消えます。
通知機能にできること
通知される内容はアプリによってさまざまです。設定によって、どのアプリの通知をどのタイミングで出すかも選択可能です。Windows 10 標準のアラーム&クロックや、任意のスケジューラアプリと組み合わせると、タスクなどのリマインダーとしても運用可能です。
通知機能の設定方法
それでは通知機能の設定方法について説明します。
通知のオン・オフ
通知のオン・オフの設定は次の画面から行います。
「設定」>「システム」>「通知とアクション」
表示されたウィンドウの「通知」の設定欄から、必要な項目のオン・オフを設定できます。設定できる項目は次の通りです。
- ・アプリや他の送信者からの通知を取得する
- ・ロック画面に通知を表示する
- ・ロック画面にリマインダーとVoIPの着信を表示する
- ・画面を複製している時に通知を非表示にする
- ・新機能とおすすめを確認するために、更新の後と、サインイン時にときどき、「Windowsへようこそ」の情報を表示する
- ・Windowsを使用するためのヒントやおすすめの方法を取得
アプリごとに通知設定する
通知はアプリからも表示されます。アプリごとに通知のオン・オフや通知内容を変更する場合は次の設定を行ってください。
「設定」>「システム」>「通知とアクション」
表示されたウィンドウに通知設定が可能なアプリが一覧表示されていますので、設定したいアプリをクリックすると細かな設定が可能です。
アプリごとの設定項目は以下の通りです。
- ・通知のオン・オフ
- ・通知バナーの表示
- ・ロック画面で通知を非公開にする
- ・アクションセンターに通知を表示する
- ・通知が届いたら音を鳴らす
- ・アクションセンターに表示される通知の数
- ・アクションセンターの通知の優先度
参考サイト:https://pc-karuma.net/windows-10-app-notification/
集中モードについて
集中モードとは、通知機能を一時的にオフにする機能です。実行中のタスクに集中したいときや、自身のPCを使うプレゼンテーション中など、通知が作業の妨げになる場合に使える機能です。
集中モードの使い方
集中モードを使用する際には、次の操作で切り替えてください。
タスクバー右端の「アクションセンター」アイコンをクリック>「集中モード」
集中モードの詳細設定は次の操作を行ってください。
タスクバー右端の「アクションセンター」アイコンをクリック>「集中モード」を左クリック>「設定を開く」
設定が開いたら、必要な項目のオン・オフを選択する事で、集中モードをオンにするタイミングを選択し、通知を出したくない時間を選択できます。
優先順位のみ
アクションセンターの「集中モード」を1回クリックすると「優先順位のみ」の集中モードになります。集中モードの詳細設定で選択したアプリ以外の通知がオフになります。
通知を出したいアプリは、集中モードの詳細設定画面を開き左側の「アプリを追加する」を選択、表示されたリストから追加したいアプリをクリックします。
https://dekiru.net/article/16577/
アラームのみ
アクションセンターの「集中モード」を2回クリックすると、「アラームのみ」の集中モードになります。アラーム&クロック以外の通知は行わなくなります。
まとめ
Windows 10 を使っていると無意識に眺めている通知機能ですが、うまく使いこなすと不要な表示を消して、タスク管理に利用するなど、より快適に作業を進められます。まずは不要な通知と必要な通知の選別をしてみてはいかがでしょうか。