2018年12月17日Windows 10 の付箋アプリで効率化。タスク管理やアイデアメモに
仕事の最中にふと思いついたアイデアや、つい忘れそうな作業を覚えておくために付箋を使うシーンはあると思います。手書きできる付箋紙の活用も良いですが、PCで作業する際にはデスクトップにメモを残せる付箋アプリを利用すると大変便利です。ここでは、Windows 10 で使える便利な付箋アプリについて、標準搭載されている付箋アプリ「Sticky Notes」をはじめWindowsで使えるフリーソフトの付箋も数点紹介します。
「Sticky Notes」とは?
Windows 10 には「Stickey Notes」という付箋アプリが標準搭載されています。デスクトップ上に付箋を貼り付けてメモを残すことができるアプリで、2018年秋にアップデートされてより使い易くなりました。
機能や使い方
Sticky Notesの機能や使い方は次の通りです。
- ・起動方法:Sticky Notesを使い始める際には、スタートメニューから「Sticky Notes」を選択して起動。
- ・新規付箋の追加:新たな付箋を作成する際には、既に表示されている付箋の左上にある「+」マークをクリック。
- ・色の変更:右上の「・・・」をクリックして表示された複数のカラーのなかから選択可能。
- ・付箋の削除:「・・・」から「メモの削除」を選択すると不要となった付箋を削除。
- ・サイズ変更:付箋の角をドラッグして変更。
- ・フォント/書式の変更:メモの下にあるメニューを選択→書式や文字の太さ、フォントの変更、箇条書きなど表示方法を選択できます。
- ・付箋の非表示:付箋右上の「×」マークをクリックすると非表示にできる。
- ※このときデスクトップから付箋は消えますが、データ自体は削除されていません。付箋の管理画面に一覧表示されます。
- ・付箋の同期:使用する際にMicrosoftアカウントにサインインしていれば、複数の端末で同期できます。デスクトップやモバイル機器などで複数の端末を併用されている方には非常に便利な機能です。
付箋機能の利用シーン
付箋アプリは使い方によって、さまざまなビジネスシーンで活用できます。
アイデアのストック
もっとも良く使われる方法は、アイデアのストックです。付箋は管理画面内に作成順で一覧化され、データ自体を削除しなければそのまま保存されます。過去に出したアイデアメモを見返したいときは、管理画面の検索窓からキーワード検索すればすぐ表示可能です。
これを踏まえて、アイデアメモを残す際にあとから検索しやすいよう特定のキーワード入力しておくとより活用しやすくなるでしょう。
全体のタスク管理
優先度やジャンルに合わせて付箋の色分けをしておけば、一目でわかるタスク管理ツールとして利用できます。ToDoリストの代わりにタスク一つ毎に付箋を付けておき、終わったものから削除すると簡易的な管理ツールとなります。
箇条書き機能でリストチェック
付箋の箇条書きで作業や必要事項のリスト化を行えば、取り消し線でリストの完了可否のチェックがつけられ、ひと目でやり忘れの作業の有無を確認できます。
Sticky Notesの付箋アプリをよく利用する場合は、ショートカットをデスクトップ作成するかタスクバーにピン留めしておくことをおすすめします。
他にもある、おすすめ付箋アプリ(フリー)
付箋紙21FE
ミニカレンダーがついており、スケジュール管理を軸とした付箋が作成可能です。
カレンダーとリンクしているため、指定日までの残日数も表示できるので、スケジュール管理に追われる場合はおすすめです。
AORYU付箋
テキスト入力はもちろん画像やGIF動画(付箋内で再生可能)などを付箋として貼りつける機能があります。アラーム機能があり、指定時刻前になると通知してくれるため、ToDoリストとしても活用できます。テキストだけではなく、画像・動画をメモとして気軽に残しておきたいシーンは多い方におすすめです。
PDCAデスクトップ付箋
タスクの進め方を改善して、作業の効率化を図るPDCAサイクルを回すのに便利な付箋アプリです。Plan、Do、Check、Actionの4項目を設定できるフォーマットになっているため、この付箋を使うだけでPDCAサイクルを回しやすくなります。暗号化によるセキュリティ機能も備えています。簡易的なものですが使いこなせば満足度の高い便利機能になるでしょう。
PenMemo
消しゴムや塗りつぶし、カラーの変更などペイント機能を持った付箋アプリです。表示させた付箋に手書きでメモが取れるので、テキストだけでは不足しがちなクリエイティブなアイデアを直感的にアウトプットできます。また、キーボードよりもペンタブレットの利用が多い場合にもおすすめです。
まとめ
忙しい中で仕事をしていると、作業の抜け漏れが発生しやすいものです。確実にタスクを完了させるため、ふと思いついたアイデアを書きとめるためにも、付箋アプリを利用してみてはいかがでしょうか。