2018年3月23日Windows 10 を使いやすく!パーソナル設定で効率化

Windows 10 では生産性を上げるため、パソコン画面のみならずタブレット画面やモバイル端末に対するUI環境を整え、ユーザビリティを向上するための機能が実装されました。Windows 8 では、スタートメニューが廃止されタイル表示に改められましたが、ユーザーの反響を受けてWindows 10 はスタートメニューが復活し、引き続きタイル表示もされる仕様に。ここでは、既にWindows 10 への移行を済ませた方、これからの移行を考えている方に対して、Windows 10 で変更されたデスクトップ画面や、自分なりに使い易くするためのちょっとしたカスタマイズノウハウをご紹介いたします。

カスタマイズ①【スタート画面・パネル】

スタートメニューのタイルをカスタマイズする

Windows 10 のスタートメニューを開くと、アルファベット順に並んだプログラム一覧の隣に、直接プログラムを起動できるタイルが表示されています。このタイルは編集でき、利用者に合ったパーソナル設定が可能です。

タイルの削除・追加を行う

使いたいプログラムのタイルを追加するには、タイルの左にあるプログラムのリストから目的のプログラムやフォルダを探し、右クリックします。表示されたドロップダウンメニューから、「スタート画面にピン留めする」を選択すると、目的のプログラムが新たにタイルとして表示されます。
表示させたピン留めしたタイルを削除するには、タイルを右クリックして「スタート画面からピン留めを外す」を選択すれば可能です。

タイルサイズの変更

ピン留めしたタイルのサイズ変更を行うには、変更したいタイルを右クリックして「サイズ変更」を選択。サイズには小、中、横長、大となります。中タイルは小タイル4枚分、横長は中タイルを横に2枚分、大タイルは中タイル4枚分の大きさです。使いやすいようサイズ変更して、見やすいタイル一覧にしてみましょう。

ライブタイルを利用する

タイルの中には、ニュースのヘッドラインやお天気情報を自動的に更新、表示できる「ライブタイル」があります。アプリを開くことなく情報が得られるため、スムーズなキャッチアップが可能です。
ライブタイルへの追加方法は、対応しているアプリを右クリックし、メニューリストから「その他」→「ライブタイルをオンにする」を選択すると、ライブタイルが有効になります。

カスタマイズ②【タスクバー・ピン留める】

画面下のタスクバーのアイコン削除・変更・追加で使いやすく

スタートメニューを使わずタスクバーにアプリケーションを追加する事で、アプリケーションの起動が1アクションで実行でき大変便利です。特に良く使うアプリケーションは、タスクバーに追加してみましょう。タスクバーへ追加するためには、スタートメニューからアプリを右クリックし、「その他」→「タスクバーにピン留めする」を選択。削除する場合には、タスクバーの目的のアイコンを右クリックして、「タスクバーからピン留めを外す」を選択します。

タスクバー左下の「検索ボックス」の非表示方法

タスクバーの左下には検索ボックスが表示されています。スタートメニューを表示した状態で検索語を入力しても、自動的に検索画面に切り替えてくれます。
検索ボックスを非表示にするには、タスクバーのなにも表示していない場所を右クリック。表示されたメニューから、「Cortana」もしくは「検索」→「表示しない」と選択します。

カスタマイズ③【その他おすすめ設定】

アクションセンターのカスタイマイズ

タスクバー右下の通知アイコン(四角い吹き出しマーク)から、「すべての設定」をクリックするとアクションセンターを表示できます。アクションセンターでは、ネットワークの切り替え、セキュリティ、バッテリー管理などの設定・変更が可能です。このうちの任意の4つの機能を「クイックアクション」アイコンとして、通知アイコンの隣に表示し、簡単にアクセス可能となります。クイックアクションを選択するには、スタートメニューから「設定」→「システム」→「通知とアクション」→「クイックアクション」を選びます。変更したい機能のアイコンを選び、新たに表示する機能を選択すると、表示アイコンが変更できます。

プライバシー設定

初期設定だと不安という方は、プライバシー設定を自分のポリシーに合わせて変更しましょう。変更するためには、スタートメニューから「設定」→「プライバシー」から任意の項目を選定します。主に確認しておきたい設定項目は、カメラやマイク、位置情報、広告識別子に関する設定などです。

コントロールパネルをデスクトップに

2017年4月の機能更新プログラムであるWindows 10 Creators Updateにより、スタートメニューから「コントロールパネル」が消え、「設定」に変更されました。デスクトップにコントロールパネルのショートカットアイコンを作成するには、まずキーボードの「Windows」キーと「I」を同時に推して、Windowsの設定と言う画面を表示します。次に「個人用設定」→「テーマ」→「デスクトップアイコンの設定」を選択し、開いたウインドウのコントロールパネルをチェックしてOKを選択してください。

自分好みのWindows 10 仕様に

Windows 10 では、画面の表示やセキュリティポリシーなど、さまざまな設定が行えます。複数の端末を同一アカウントで運用できるため、セキュリティについても安定した運用が可能となるほか、UI向上で業務効率化につながるでしょう。自分好みにカスタマイズしてさらに利用しやすいOSとして、日々の作業を快適に進めてみてください。

脚注 : Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

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